マクレラン・オシレーター
- 英語
- McClellan Oscillator
値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の差の短期指数移動平均と長期指数移動平均の差から相場のトレンドを測る騰落指標のことで、数値がプラスのときは市場が上昇傾向にあり、マイナスのときは下降傾向にあることを示し、数値が極端にふれた場合は買われ過ぎ、売られ過ぎの可能性を示す。
通常は、日々のマクレラン・オシレ一夕ーを積算したマクレラン・サメーションと併せて分析を行い、マクレラン・オシレ一夕ーがより短期、マクレラン・サメーションがより長期の分析に用いる。
マクレラン・サメーションがゼロラインよりも上にあるときは、基本的に相場が上昇基調、ゼロラインよりも下にあるときは下降基調にあるとされ、ラインが下から上へクロスしたときはゴールデンクロス、上から下へクロスしたときはデッドクロスと見ることができ、ラインの勾配は相場の勢いを表す。また、マクレラン・サメーションの動きが株価と逆行するダイバージェンスの場合はトレンドの反転を暗示している可能性がある。
マクラレン・オシレーターの計算式
騰落銘柄数=(値上がり銘柄数)-(値下がり銘柄数)
マクラレン・オシレーター=(騰落銘柄数のX日指数移動平均)-(騰落銘柄数のY日指数移動平均)
(但しX
マクラレン・オシレーターの具体的な使い方
- 指数が上昇傾向にあるとき、数値がマイナスにふれたら順張りの押し目買い
- 指数が下降傾向にあるとき、数値がプラスにふれたら順張りの戻り売り
- 指数が長らく上昇傾向を続けている局面で、数値が極端なプラスにふれたら逆張りの売り
- 指数が長らく下降傾向を続けている局面で、数値が極端なマイナスにふれたら逆張りの買い