エリオット波動理論
- 英語
- Elliot Waves Theory
1939年にラルフ・ネルソン・エリオット(Ralph Nelson Elliott)が確立した相場はフィボナッチ数列のもと一定の基本的リズムがあるするチャート理論のことで、中・長期の相場波動の基本は、上昇5波動、下降3波動で構成され、この8波動が1つの周期となり、このパターンで相場は展開するとしている。
エリオット波動理論は、市場平均を想定しているため、個別銘柄ではあまり機能せず、また、波動を見る者の主観が強く影響するため、同じチャートでも人により見解が全く異なることもある。
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という相場格言は、エリオット波動理論を表す言葉として良く使われる。