コーズマーケティング
- 英語
- cause marketing
- 同意語
- コーズリレーティッドマーケティン
コーズ（大義）を果たすためのマーケティングという意味で、特定の商品・サービスの購入が寄付等を通じて環境保護や社会貢献に結びつくことを消費者に訴求することで、商品・サービスの販売促進、製品ブランドや企業のイメージアップを狙う手法のこと。
企業が世間の認知度を高めようと告知における表現やメディアへの露出を過剰に行うと、消費者から批判があがることもある。
コーズマーケティングの例
- American Expressによる「自由の女神修復プロジェクト」（1983年）
カードの発行1枚あたり、カードの利用1回ごとにアメリカン・エキスプレスが寄付を行うというキャンペーンを展開し、カード会員数45%増、カード利用28%増加となり、自由の女神の修復基金として170万ドルを寄付することに成功。
- ベルマーク教育助成財団
協賛企業の商品についているクーポンを送ると僻地の学校や国内外の障害者の支援の活動に寄付される。
- キリンMCダノンウォーターズによる「1L for 10Lプログラム」（2007年7月から）
ボルヴィックを1リットル買えば、アフリカの水に困っている人たちに10リットルの清潔でキレイな水が提供されるというキャンペーンを展開し、日本のコーズマーケティングの先駆けとなる。
カテゴリー「マーケティング」の他の用語
- パーミッション・マーケティング
- セグメンテーション
- インフルエンサー・マーケティング
- クロスセリング
- データベース・マーケティング
- バズ・マーケティング
- 4P
- AIDMA
- ダイレクト・マーケティング
- ワン・トゥー・ワン・マーケティング
