DIP型会社更生
- 英語
- DIP type reorganization
- 関連語
- 民事再生法
経営陣の退陣が前提となる会社更生法の適用が減少し、民事再生法の適用が増加したことに伴い、民事再生法と比較し法的拘束力が強く、債務者にとって有利な点の多い会社更生手続きを利用しやすくするために導入された、破綻企業の経営陣が退陣せず、更生計画などに関与する会社更生手続きのこと。
DIP型会社更生手続きを利用するにあたっては、主要債権者の同意、現経営陣に不法行為等の違法な経営責任がない、スポンサーとなるべき者がいる場合はその了解がある、現経営陣の経営関与によって会社更生手続の適正な遂行が損なわれるような事情が認められない、といった要件を満たす必要がある。