ノックイン・ファンド
- 英語
- knock-in fund
- 同意語
- ノックイン投信
- 反意語
- ノックアウト・ファンド
- 関連語
- ノックイン・オプション , 仕組み債
株価指数等の原資産価格が所定の価格(ノックイン・プライス)に達するなどの条件を満たした場合に初めて権利が発生するノックイン・オプションを用いた仕組み債を投資対象とするファンドのことで、一般的に、「リスク限定型」、「リスク低減型」等の呼称で販売されることが多く、為替や株価指数などが、ある基準となる価格以上に下落しなければ、一定の比較的高い利回りが支払われ、それを超えて下落した場合には、その下落分がそのまま投資家の損失になるというような仕組みを持つ。
ただし、リスク限定、リスク低減とは、損失の発生確率が「限定」・「低減」されているという意味であり、損失が発生した場合の損失の規模については、直接にその対象物に投資する場合と変わらず、「限定」・「低減」されないので注意が必要である。
また、ノックアウト・ファンドとは仕組み債に用いるオプションが異なるが、結果としてファンドの持つ特性はほぼ同じになる。