ブラインド方式
投資信託の取引が、当日の基準価額が分からない状況で行われる方式のこと。
投資信託協会のルールでは、ファンドの購入(当初設定の募集時を除く。)や解約の際、申込当日の受付扱いとなる締切時間は、申込受付日の午後3時(ファンドによっては締め切りを更に早くしているものもある)となっていて、一方、ファンドの基準価額は申込受付日と同じ日付の市場における終値等に基づいて算出されるため、申込当日の受付扱いとなる締切時間においては、基準価額まだ算出されていないことになる。
投資信託が投資している資産の評価値が確定した後に、投資信託の取引ができると、既存の投資家の利益が阻害されるため、ブラインド方式を採用されていて、投資家は基準価額が分らないことから、注文の際に、口数を指定しその後確定した金額を支払うか、予め金額を指定し、その範囲内で購入可能な口数分の受益権を購入するか、いずれかの方法で注文する。