パーチェス法
- 英語
- purchase method
- 関連語
- のれん
合併等の企業結合時の会計処理手法の一つで、企業統合による包括継承を事業の一括購入とみなし、被結合会社の資産と負債を公正価値で評価し、資本との差額をのれんとして計上する手法のことで、のれん償却のための費用が生じる。
米国の企業結合に関する新会計基準では持分プーリング法を廃止し、国際会計基準審議会(IASB)においてもパーチェス法に一元化される方向にあり、日本においても2006年適用の企業結合会計により、企業結合時の会計処理手法の原則的手法と位置づけられている。