DCF法
- 英語
- Discounted Cash Flow Method
- 同意語
- 収益還元法
収益資産の価値を評価する方法の1つで、収益資産を持ち続けたとき、それが生み出すキャッシュフローの現在価値をもってその理論価格とするというもの。
企業価値(株式価値)の評価業務では将来計画を含めた価値把握のためDCF法が1980年代後半より次第に使われ始め、不動産鑑定においては2002年の不動産鑑定基準の改訂の際に正式にDCF法が採用されているが、多数の要因からキャッシュフローを見積もるという不確実性の多い企業評価におけるDCF法は、主観的な要素が入ってしまうため、客観性に劣り、企業価値を計る上での参考程度にしかならない。