流動性配列法
- 英語
- current arrangement,order of liquidity
- 反意語
- 固定性配列法
貸借対照表の表示方法のひとつで、資産の換金性や負債の支払期限の長短等から流動性の高い項目の順に並べて記載する方法のことで、資産の部では流動資産、固定資産、繰延資産の順に、また負債の部では流動負債、固定負債の順になる。
企業の財産構成状況、支払い能力、担保力などを知るのに便利な方法であるとされ、日本や米国では原則的な配列法とされて、企業会計原則や財務諸表規則で採用されている。
ただし、その業態の特性から流動項目の意義が相対的に小さい電気業・ガス業では、固定性配列法が採用されている。