日本取引所グループ
- 英語
- Japan Exchange Group
東京証券取引所と大阪証券取引所が2013年1月1日に経営統合して発足した持株会社のことで、東京証券取引所グループが大阪証券取引所に対する株式公開買い付け(TOB)を行い、全株式の66.67%を取得して親会社となった東京証券取引所グループを、子会社となった大阪証券取引所が吸収合併(逆さ合併)する形で発足した。
現物市場とデリバティブ市場という異なる強みを持つ東証・大証の経営統合により、魅力ある幅広い金融商品の提供、システムコストの削減、より高度なシステムの開発余力の拡大、参加者の資金効率の向上などの大きなシナジー効果が期待されていて、2013年7月を目途に、現物市場(市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ、TOKYO PRO Market)の東証への統合、自主規制機能の東証自主規制法人への統合、清算機能の日本証券クリアリング機構(JSCC)への統合、2014年3月のデリバティブ市場(国債・株価指数等)を大証に統合し、2014年3月のデリバティブ市場(国債・株価指数等)を大証に統合することで、機能ごとの事業子会社が並立する態勢が整った。