チャイエックス
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- chi-x チャイエックス・ジャパン
2010年に日本での取引が開始された、野村ホールディングス傘下のインスティネットの子会社である欧州最大手の私設取引システム(PTS)運営会社チャイエックス・グローバルが運営するPTSのことで、日本でのチャイエックス・ジャパン(Chi-X Japan)以外にも英国(Chi-X Europe)やカナダ(Chi-X Canada)、オーストラリア(Chi-X Australia)での運営実績がある。
英国で2007年3月に設立されたチャイエックス・ヨーロッパ(Chi-X Europe)は、FSA認可証券会社として多角的取引システム(MTF、代替取引システム(ATX)と同義)を運営し、指数や欧州主要15市場にわたる証券、ETFなどを低コストで扱い、欧州第2の規模を誇る株式市場、欧州最大のMTFとなっていたが、2011年にアメリカの電子取引所BATSに買収されている。
チャイエックス・ジャパンは東京証券取引所と比べ取引時間が長い（午前8時から午後4時まで）、呼値の刻みが細かい、「アローヘッド」の4倍の1000分の5秒の注文処理速度がある、証券会社から受け取る手数料をより安く設定しているといった特徴がある。
