NYSEアーカ取引所
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- NYSE Arca
1997年にアメリカで初めて認可を受けた、シカゴに本拠を置くテラノーバ・トレーディング社が開設したECNで、現在はNYSEグループ傘下のNYSEアーカ取引所。
1999年にTONTOシステムからアーキペラゴ取引所(Archipelago Exchange)に名称変更し、ゴールドマン・サックスとEトレードが、株式の25%ずつを取得していて、2000年にサンフランシスコに拠点を置くパシフィック証券取引所(PCX)と提携し取引所化を図り、中堅ATSであるRediBookやGlobeNetを、2005年にPCXを買収し規模を拡大していた。
その後2006年にニューヨーク証券取引所(NYSE)との経営統合によりNYSEグループが発足したことに伴いNYSEアーカ取引所と改称し、グループ傘下の電子取引所としてNYSEとは独立した取引所として運営されている。
NYSEアーカの上場基準は地方取引所のPCXの基準を受け継いでいるため、NYSEと比べて緩やかであり、NYSEを冠することでブランドイメージが向上したため、NYSE上場を目指す新興企業の上場が相次いでいる。