レベニュー債
- 英語
- revenue bond
- 同意語
- 指定事業収益債 , 特定財源債 , 事業目的別歳入債
米国等において、道路・空港・港湾・上下水道などのインフラ整備(公共投資)をする際に、当該事業資金を民間から調達する手段として事業目的別に発行される債券のことで、調達資金の使途は事業目的に限定されるとともに、元利償還財源は事業収益等に特定されていて、元利償還は事業の成否に大きく依存し、デフォルトリスクは、一義的には投資家が負うため、投資家によって事業が厳しく評価され、市場メカニズムが働く仕組みとなっている。
米国では、利子所得の免税措置、保証会社や各種手続き規定による信用補完等、発行体や投資家に対して魅力づけがなされており、米国の公債市場では一定の地位を確保し、自治体等の財政負担軽減に寄与している。