人の行く裏に道あり花の山
- 同意語
- 相場師は孤独を愛す , 野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし
- カテゴリ
- ひ
投資家は、群集心理で動きがちだが、他人と同じことをやっていては大きな成功は得られず、むしろ他人とは反対のことをやったほうが、うまくいく場合が多いという千利休の句とされる「人の行く裏に道あり花の山、いずれを行くも散らぬ間に行け」に由来する格言。
同様の意味の格言は古今東西に多数あり、西洋では「友なき方へ行くべし」「相場師は孤独を愛す」「人が売るときに買い、人が買うときには売れ」等があり、江戸時代の格言にも「万人が万人ながら弱気なら、のぼるべき理をふくむ米なり。」「野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし。」(三猿金泉秘録)、「十人が十人片寄るときは決してその裏くるものなり」(本間宗久)などがある。