トービン税
- 英語
- Tobin tax
- 関連語
- 国際連帯税
ノーベル経済学賞受賞者ジェームズ・トービンが1972年に提唱した、通貨取引に低率の税金を課すことで、投機目的の短期的な通貨取引を抑制するとともに、税収を途上国支援など世界規模のさまざまな問題に対処するための財源とする国際連帯税のことで、1994年のメキシコ通貨危機以降、注目を集めたが、世界各国が同時に導入しなければ、非導入国が租税回避地となり、投機家の資金が大量に流入する恐れがあるため、導入には世界各国の合意形成という高いハードルがある。