国際連帯税
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- International Solidarity Levy
1970年代にジェームズ・トービンによって提唱されたトービン税に端を発する国境を越えて展開される経済活動に対して課税し、その税収を発展途上国向けの開発支援などに活用することを目的とする税制度のことで、2002年3月、メキシコのモンテレーで開かれた国連開発資金国際会議の場において、国連のミレニアム開発目標達成のための革新的資金メカニズム(IFM)構想の一環として、初めて導入が検討され、医療品購入補助機構としてのUNITAID(国際医療品購入ファシリティ)、疫病などの予防接種資金調達補助のためのIFFIm(予防接種のための国際金融ファシリティ)、そし8カ国が導入する航空券連帯税が実施されていて、近年では通貨取引開発税(CTDL)が注目されている。