金融ビッグバン
- 英語
- big bang
金融制度の抜本的な改革のことで、一般に1986年のイギリスの証券手数料自由化等の証券市場の大改革を指し、これにより、イギリス国以外の金融機関が多数進出し、ウィンブルドン現象が起きた。
日本でも1996年に橋本首相の下で、フェア・フリー・グローバルの三原則を掲げ、株式媒介委託手数料の自由化、銀行・証券・保険の相互参入を解禁、証券デリバティブの全面解禁、外国為替法の改正(これによりFXが誕生)等の改革が行われ、イギリスの金融ビッグバンと区別するために日本版金融ビッグバンとも呼ばれている。