バーゼル銀行監督委員会
- 英語
- Basel Committee on Banking Supervision
- 同意語
- バーゼル委員会 , BCBS
1975年に、先進10国(G10)の中央銀行総裁会議の合意に基づき、金融機関の監督における国際協力の推進による世界各国における銀行監督の強化を目指した目的にスイスのバーゼルに設立された委員会で、G20諸国を中心に、中央銀行および金融監督を担う行政当局の代表で構成されていて、国際決済銀行(BIS)が事務局機能を提供しているが、両者は別の組織である。
バーゼル銀行監督委員会は、活動を通じて形成された共通の理解を基に、銀行監督に関する概括的な規準、指針をとりまとめ、これらに基づき、各国の規制監督当局が法令を整備することで銀行監督に関する国際的に共通のアプローチあるいは規準の形成を促すアプローチをとっていて、国際的な規制そのものを制定あるいは実施する権限を有してはいない。