独立国家共同体
- 英語
- Commonwealth of Independent States
- 同意語
- CIS
- 関連語
- ユーラシア経済共同体
1991年12月ソビエト連邦の解体後、連邦を構成していた15か国のうちバルト三国を除く12か国によって結成された緩やかな国家連合体(コモンウェルス)のことで、欧州共同体(EC) 型の組織をモデルにしたが、独自の憲法や議会をもってはいない。本部はベラルーシの首都ミンスクにある。
またCISは形骸化したため、ロシアは、CISに代わってユーラシア経済共同体やCIS安全保障条約を軸にして、旧ソ連諸国を再統一する政策を打ち出している。
CIS現行加盟国
- ロシア
- カザフスタン
- タジキスタン
- ウズベキスタン
- キルギス
- ベラルーシ
- アルメニア
- アゼルバイジャン
- モルドバ(客員参加国)
- トルクメニスタン(永世中立国を宣言し、加盟資格を永久停止して準加盟国として参加)
CIS旧加盟国
- グルジア(南オセチア紛争により2009年8月に脱退)
- ウクライナ(クリミア危機により2014年3月に脱退宣言(元々CIS憲章を批准せず、法律上は加盟国・客員参加国の資格を有していなかった))