ジュリアン・ロバートソン
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- Julian Rovertson
アメリカの著名投資家のことで、1980年に設立したヘッジファンド「タイガーマネジメント」は、バリュー投資を続け世界最大級のヘッジファンドに成長し、「市場の魔術師」と呼ばれたが、ITバブル時に、利益も上げていないハイテク株が高騰するのは「崩壊確実な砂で作ったピラミッドに過ぎない」と断じ、航空大手のUSエアなどの割安と判断した「オールドエコノミー銘柄」を買い集めた事が仇となり、2000年には運用成績の悪化と資金償還による規模縮小によって運営している全6ファンドが閉鎖された。