李克強指数
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- Keqiang Index
2010年イギリスのエコノミスト紙によって名づけられた鉄道貨物輸送量、銀行融資残高、電力消費の3つの経済指標から作られた中国経済を推し量るための指数のことで、鉄道貨物輸送量25%、銀行融資残高35%、電力消費40%で加重平均している。
中華人民共和国の第7代国務院総理(首相)である李克強が遼寧省の元党委員会書記であった2007年に米国大使に「DP成長率は信頼できず、経済状況をみるために、鉄道貨物輸送量、銀行融資残高、電力消費の推移を見ていると語ったとされることから来ている。
シティバンク等の国際金融機関も可用性を認めているが、中国の物流の中心がトラックであること、銀行融資残高が国有企業に偏っていること、電力消費は経済全体を見るうえでは限界があること等から疑問を呈する声もある。