Fedwire
FRB(連邦準備制度理事会)が運営する大口ドル決済システムのことで、ファデラルファンド取引、米国債、政府機関債の資金振替、CHIPSの清算尻の決済、小切手の取り立て、ACH取引が対象となる。
Fedwireと加盟金融機関はオンライン接続され、連銀の当座預金でが行われていて、連銀は各金融機関ごとに一定の比率を乗じた上限を設定し、連銀が直接的に信用リスクを負うことで、各金融機関は限度内において無担保で当座預金の日中赤残が許容されている。
米国における大口資金振替ネットワークとしては、CHIPSとFedwireがあるが、Fedwireが主に国内決済で使われるのに対し、CHIPSの70%以上はドル建ての国際決済に使われている。