仮想通貨
- 英語
- virtual currency
- 同意語
- 仮想マネー , バーチャルマネー , バーチャル通貨
- 反意語
- 法定通貨
- 関連語
- ビットコイン
円やドル等の法定通貨に対して特定の国家による価値の保証を持たない通貨のことで、2016年に成立した新資金決済法では、「物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの」又は「不特定の者を相手方として相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの」と定義されている。
仮想通貨には国境が無く、為替ルートを気にせず、世界中どこででも利用でき、相手との直接取引なので、ほとんど手数料がかからないというメリットがあるが、国家によって発行され価値を保証されている法定通貨は異なり、仮想通貨自身への信用によってのみ価値が保証されているので、価値の変動が激しく、世間に浸透するようになってから年数が浅いとため、利用できる場所が限定されているといったデメリットもある。
仮想通貨には、ビットコイン(BitCoin)やリップル、ライトコイン(Litecoin)、モナーコイン(MonaCoin)をはじめ、小規模なものまで含めると100以上の仮想通貨が、世界中にで流通している。