テラメント事件
2008年1月25日(金)の取引終了後にテラメント株式会社が金融庁の電子開示システムEDINETに、アステラス製薬、ソニー、三菱重工業、トヨタ自動車、フジテレビジョン、日本電信電話の計6社の株式51%を取得したとする虚偽の大量保有報告書を提出した事件のことで、金融庁は調査の上、報告書が虚偽であったと認定、25日付で注意を呼びかける報告を出し、たため株価に影響が出ることはなく、27日(日)に同社に訂正命令を出した。
この事件は、現実味に欠ける内容であったことと開示が取引時間終了後だったことが幸いし大きな混乱はなかったが、提出された書類を第三者のチェック無しにそのまま開示するEDINETのシステムの不備だという批判もある。