テイラー・溝口介入
- 英語
- Taylor-Mizoguchi intervention
- 関連語
- 市場介入
2003年9月頃からイラク情勢などの影響により大幅な円高になると見込んだ投資ファンドの巨額の円買いによる急激な円高(1ドル117円前後→105円台)に対抗するため、2004年初頭から日本銀行が行った1日1兆円規模の継続的な大規模円売り介入のことで、介入額の合計は30兆円以上と言われていて、介入を指揮した当時の溝口善兵衛財務官とテイラー米財務次官の間では介入について様々なやりとりがあったといわれており、このことからテイラー・溝口介入と呼ばれている。