埋蔵金
- 英語
- slush fund
- 同意語
- 霞が関埋蔵金
国の特別会計の資産から負債を除いた剰余金や積立金のうち、政策の財源として活用できる部分のことで、企業おける内部留保金に該当する。
2003年の国会で、当時の塩川正十郎財務大臣が「母屋(一般会計)でおかゆをすすっているときに、離れ(特別会計)ですき焼きを食べている」との発言以降、特別会計の資産が注目され、積立金等の一部を取り崩し、一般会計に繰り入れて財源として活用されていて、2011年度の予算において事業仕分け第2弾で返納と判定された鉄道建設・運輸施設整備支援機構の利益剰余金のうち1兆2000億円を返納させ基礎年金の50%国庫負担維持の財源としたが、多額の埋蔵金は見つからないとされ、枯渇するとも言われている。