パテントプール

英語

patent pool

同意語

特許プール

カテゴリ

経済 , は

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複数の特許権者が自己の特許権を持ち寄り、一括してライセンスを与えていく仕組みのこと。

エレクトロニクスやネットワーク関連等の分野で標準化された技術が規格等は数多くの特許を複合していることが一般的であり、多数の特許権者と個別にライセンス契約をすることは、個々の実施料（ライセンス料）は安くても、総額は高額になり、個別交渉のコストもかかるため、結果として市場の立ち上げや需要の拡大が遅れてしまうことが考えられるが、パテントプールにより窓口を一本化し、一括してライセンス契約できることで、比較的安価でスムーズにライセンスを受けることができるとともに、特許権者は特許権に配分されるライセンス料は少額でも、市場を拡大することでその代償を得られるというメリットがある。

パテントプールの実例としては、MPEG-2、RFID、無線LAN、W-CDMA、LTE、モバイルWiMAX等がある。