ギグ・エコノミー
- 英語
- gig economy
インターネットを通じて単発の仕事を受発注する非正規労働によって成り立つ経済形態のこと。
gig(ギグ)とは本来ジャズの単発ライブ演奏を指した俗語であり、転用されて「単発の仕事」という意味で広く使われるようになり、総称して「ギグ・エコノミー」という用語が使われている。
配車サービスのウーバー(UBER)や宿泊施設を仲介するエアビーアンドビー(Airbnb)、便利屋サービスのタスクラビット等のギグ・エコノミーを成立させるためのプラットフォームを提供する会社も増えつつあり、専門的能力を持つ人間が組織に縛られることなく仕事を見つけるのを容易にすると同時に発注側のコスト引き下げにも役立つとの意見もあるが、企業労働者が保証されるさまざまな保護が受けられない側面もあり、警鐘を鳴らす者もいる。