BYOD
- 英語
- Bring your own device
企業等で従業員が個人保有の情報端末(PCやスマートフォン等)を持ち込んで業務で利用することで、企業側は端末購入費や通信費の一部などのコストを削減することができ、従業員側は普段から使い慣れた端末で仕事ができるというメリットがある。
しかし、会社支給の端末と異なり、端末設定や導入ソフトウェア等を企業側が完全にコントロールするのは難しいため、情報漏洩・ウイルス感染等への対策や、紛失・盗難時の対応等が複雑になることが多く、セキュリティとプライバシーの両立が問題となることもある。
BYODという名称は、2009年にCitrixのマークテンプルトンが、パーティー等で「飲み物は各自持ち寄り」を意味する「BYOB(Bring Your Own Booze/Bottle)」という表現をもじってBYOC(Bring Your Own Computer)を提唱したことから、IT業界で使われる言葉となった。