インダストリー4.0
- 独語
- Industrie 4.0
- 同意語
- インダストリアルインターネット , 第4の産業革命
ドイツ政府が推進する製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトのことで、情報技術を駆使した製造業の革新ののこと。
製造業を高度にデジタル化する事により、製造業の様相を根本的に変え、マスカスタマイゼーションを可能とし、製造コストを大幅に削減することを主眼に置き、全ての機器がインターネットによって繋がり、ビッグデータを駆使して、機械同士が連携して動くだけではなく、機械と人とが連携して動くことにより、製造現場が最適化されることを想定していて、現在ドイツの電子機器メーカーや自動車メーカー、IT・通信企業は、スマート工場つまり「自ら考える工場」の開発に取り組んでいる。
米国では「インダストリアルインターネット」として同様の取り組みがなされている。
インダストリー4.0の呼称は、蒸気機関の発明を契機に工場制機械工業が始まった18世紀半ばから19世紀にかけての第一次産業革命、電気を使い機械を動かして分業の仕組みを取り入れたことにより大量生産が可能となった19世紀後半からの第二次産業革命、コンピューターエレクトロニクスを使ったオートメーションが実現された20世紀後半に始まる第三次産業革命に続く第四次産業革命という意味合いで名づけられたものである。
インダストリー4.0で実現する事
- モノのインターネット化（IoT）により、設備が人と強調して動く、サイバーフィジカルシステム（CPS：Cyber-Physical Systems）が実現
- 拡張現実（Augmented Reality)を活用した、オペレーター作業支援
- ビッグデータ(Big Data)やクラウドコンピューティング(Cloud Computing)を活用した、徹底した品質追跡管理および工程改善
- 消費者に合わせた一品一様の商品づくりである、マスカスタマイゼーション（Mass Customization）
