ミクロ経済
- 英語
- microeconomics
- 反意語
- マクロ経済学
- 関連語
- アダム・スミス
1776年のアダム・スミスの著書『国富論』に始まる、経済主体の最小単位と定義する家計(消費者)、企業(生産者)、それらが経済的な取引を行う市場をその分析対象とし、世の中に存在する希少な資源の配分について研究する経済学の一分野のことで、財の価格(物価)の変化のメカニズムとその影響を受ける経済主体の経済行為を分析する。
ミクロ経済学の市場における需要は絶えず均衡していて完全雇用を実現していると仮定しているので、景気変動による不況や失業を考えずに経済活動を分析するという特徴があり、マクロ経済学と比較するとミクロ経済学は、理想的なモデルに準拠した形式から逸脱しない学問であるといえる。