マクロ経済学
- 英語
- macroeconomics
- 反意語
- ミクロ経済学
個別の経済活動を集計した一国経済全体を扱う経済学のことで、GDP・国民所得・物価・貯蓄・消費・投資・国際収支・景気指数等マクロ経済変数の決定と変動に注目し、政府・企業・個人という経済主体の行為を、大きな観点から総合的に分析することで、 将来の経済状況を予測し、有効な経済政策の実行のための理論構築を目的としている。
また、1960年代から1980年代にかけてのケインジアン・マネタリスト論争を経て、ミクロ経済学同様に消費者の効用最大化、企業の利潤最大化という経済主体の最適化仮説に基礎において経済成長理論や景気循環理論を構築しようとする新しいマクロ経済学も誕生した。