ホテル・カリフォルニア条項
- 英語
- Hotel California clause
- 関連語
- 金融安定監視協議会
金融改革法(ドット・フランク法)における不良資産救済プログラム(TARP)からの資金支援を受けた銀行持株会社は、たとえ銀行免許を返上したとしても、米連邦準備理事会(FRB)の監督を逃れることができないと規定している条項のことで、金融危機の過程で銀行持株会社となったゴールドマン・サックス等が連銀の監督対象から逃れることを防ぐために策定された。
銀行免許を返上した当該機関は、金融安定監視協議会(FSOC)が認定する連銀の監督対象となる非銀行金融会社(Nonbank financial company)となり、自己勘定取引を行う際には、一段と厳しい自己資本規制や流動性規制が課される。