金融システム改革法
- 英語
- Acts for the Financial System Reform
- 同意語
- 金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律
- 関連語
- 日本版ビッグバン
「フリー(free)」・「フェア(fair)」・「グローバル(global)」の理念を基に金融システムを自由で公正なものに改編する日本版ビッグバンことを目的として、1998年6月に成立した銀行法、証券取引法、保険業法などの24の法律を一括して改正した法律の通称のことで、正式名称は「金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律」。
金融機関による投資信託の窓口販売解禁、株式売買委託手数料自由化、自動車保険・火災保険等の損害保険料率の自由化、有価証券店頭デリバティブの解禁、会社型投信や私募投信の導入、証券会社の免許制から登録制への移行、取引所外取引の解禁のほか、銀行・証券・保険業務への子会社を通した相互参入の規制緩和などが盛り込まれている。