分散投資
- 英語
- diversified-investment,diversification
- 反意語
- 集中投資
- 関連語
- 卵は一つの籠に盛るな
投資金額を一つのものに投資せず、分散して複数の投資対象に投資する手法のことで、売買のタイミングをずらして時間的に分散されたり、複数銘柄の売買を行い投資先を分散させたり、株や債券、外貨や商品等の投資商品を分散させたりする。
分散投資には、株式投資や債券投資などで、複数の銘柄に資金を分散して投資することで、全体としてリスクヘッジができる銘柄分散投資や、機会利益とリスク管理などの観点から、投資期間や投資時期を分散したりする時間分散投資、投資資金を複数の国の金融資産に分散する国際分散投資等があり、日本においては、預貯金・土地・株式の3つに分散して投資する「財産三分法」が昔から有名である。
分散投資によって投資対象の個別の価格変動リスクを平準化させ、中長期的に安定したリターンが狙うことができるが、リスクを抑えるためにリターンも少なく、投資対象が多岐にわたるため、手数料がかさみ、運用状況を監視も煩雑になるというデメリットもある。