産油地精製
- 英語
- local refine
- 同意語
- 現地精製
産油国に建設された製油所で原油を精製して、産油国が製品の形で石油を輸出する方式のことで、第二次世界大戦前は一般的に採用されていたが、戦後、石油の安定供給の確保や輸送コストの効率化・低減化を図るうえなどで多くの利点を持つ消費地精製方式が普及するに伴い、これに置き換わった。
しかし、第二次石油危機前後から、産油国が原油を自国内で精製して、付加価値の高い製品の形で輸出を行い、石油収入の極大化を図るとともに、自国の工業化を推進する目的から、自国内の精製能力の増強に取り組み出した。