揮発油税
- 英語
- gasoline tax
- 同意語
- ガソリン税
発油税法に基づき、揮発油(温度15 ℃において比重が0.8017を超えない炭化水素油)に対し、製造所から移出される又は保税地域から引き取られる際に課税される国税のことで、地方揮発油税とを併せて、ガソリン税といわれる。
納税義務者は、製油所から揮発油を移出した揮発油製造業者、または保税地域からの揮発油引取者であり、課税標準は製造者の移出数量、引取者の引取数量から貯蔵、輸送による減少分(欠減控除率100分の1.35)を差し引いた数量であり、製造業者は毎月の移出数量、引取数量につき、翌月末日までに申告、納付し、また保税地域からの引き取り者は関税の輸入申告と同時に納税申告し、引き取り時までに納付することが義務付けられている。