ウォーターカット
- 英語
- water cut
坑井から生産される液体に含まれる地層水の比率をパーセントで表したもののことで、通常、油ガス田の操業初期においては小さいが、生産の継続とともに、油と低層の地層水(あるいはガスと低層水)との界面の上昇や、ウォーターコーニング(原油やガスの一定以上の生産速度によって、低層水面が坑井に向かって円錐状に盛り上がってくる現象)によって、次第に、あるいは急激に増大する。
ウォーターカットの監視や適切な制御は、原油の生産量に大きな影響を与えるため、油ガス田管理における重要な項目である。