ワフラ油田
- 英語
- Wafra oilfield
サウジアラビアとクウェートとの間の分割地帯(旧中立地帯)で、1953年に発見された油田のことで、原油性状は、エオシン層(深さ300m)のものが比重18.2〜20°API、硫黄分4.43〜4.52%、ブルガン層(深さ1050m)のものが比重 23.3〜24.O°API、硫黄分3.12〜3.37%、ラタウィ層(深さ2050m)のものが比重23.5〜24.5°API、硫黄分3.60〜4.07%。
各原油は2分され、サウジアラビア権益分はミナサウドから、クウェート権益分はミナ・アブドラから出荷されていて、エオシン原油は硫黄含有率が著しく高いため、出荷前に精製を行っている。