トリポリ協定
- 英語
- Ttripoli Agreement
1970年9月にリビアが国内で操業する外国石油会社に対して原油の公示価格、 所得税率の引き上げ等の要求を認めさせた協定のことで、トリポリ協定は1975年までのりビア原油の公示価格を固定させようというものであったが、その後ニクソン・ショックによるドル切り下げおよびその後のリビア政府による大幅な一方的な値上げにより、有名無実化したが、産油国政府が外国石油会社に対して一方的に原油価格を引き上げさせた意義は大きく、石油戦争と呼ばれたOPECの構成のきっかけとなり、テヘラン協定につながった。