アラスカ国家石油保留地
- 英語
- National Petroleum Reserve-Alaska
- 同意語
- NPRA
米国アラスカ州ノーススロープにある北極海のボーフォート海に面する広さ9万5千平方kmの豊富な石油資源が眠るとされる連邦政府の石油備蓄用地域のことで、米国海軍が艦艇燃料の液体化に対応して石油資源を確保するために生まれた石油開発の保留地である海軍石油保留地(NPR)の1つとして1923年に設定された(NPR-4)。(他のNPRにはカリフォルニア州のエルクヒルズ油田(NPR-1)、ブエナビスタ油田(NPR-2) 、ワイオミング州ティーポット・ドーム油田(NPR-3)がある。)
1976年の国家石油保留地生産法により、NPR-4はアラスカ国家石油保留地と改称され、所管は海軍省より内務省に移されたが、渡り鳥、カリブー、クマなど野生生物の生息地であることから、市民団体などが石油開発禁止を訴えている。