カラマイ油田
- 英語
- Karamay oilfield
- 関連語
- 究極可採埋蔵量
中国新疆ウイグル自治区、天山山脈北側のジュンガル盆地西部に位置する、同国北西部で最大の油田のことで、ソ連の技術援助をもとに中ソ石油股有限公司によって1955年に発見され、1957年に本格生産が開始された。
生産された原油は、パイプラインで独山子およびウルムチに送られ、大部分が鉄道で甘粛省蘭州に輸送される。
究極可採埋蔵量は約22.4億バレルと見積もられ、原油性状は、比重31°API、硫黄分0.07%で、油層の圧力維持のため、油層への水圧入(水攻法)が行われている。
また、カラマイ油田を含めてジュンガル盆地にある油田を一括して新疆油田と呼ぶことがある。