ガス・キャップ
- 英語
- gas cap
貯留層内の液状炭化水素部分の上位に存在する気相部分のことで、貯留層が初期には油相部のみで占められていたものが、採油するうちに油層の圧力が低下し、原油中に溶解していたガスが遊離し始めてガス・キャップを形成することもある。
油層内の油の上位に存在する炭化水素系ガス部分のことで、初期には油相部のみで占められていたものが、採油するうちに油層の圧力が低下し、原油中に溶解していたガスが遊離し始めてガス・キャップを形成することもあり、油の生産によりガス・キャップが膨張し、油の回収率増加にある程度寄与する。