エコフィスク油田
- 英語
- Ekofisk oilfield
- 関連語
- 究極可採埋蔵量
ノルウェー南部の港町スタバンゲルの南西方約310kmのノルウェー領北海(水深60〜70m)に位置する、北海で最初に本格生産がなされた油田のことで、近隣の油田を含めてエコフィスク油田群ということもある。
米国のフィリップス社により1968年に発見され、1971年に生産が開始され、生産された原油は海底パイプラインで英国のティーサイドへ、天然ガスは海底パイプラインでドイツのエムデンへ送られている。
原油比重は 41.1°API 、硫黄分0.2%。また、油田群全体のブレンド油性状は、比重 43.4°API 、イオウ分 0.14%。
究極可採埋蔵量は、当初原油15〜17億バレル、ガス4〜5兆立方フィートと見積もられてたが、これまでの生産トレンドから見て、累計生産量は原油20億バレル前後に達しているものと推定されている。