バクホー油田
- 英語
- Bach Ho oilfield
- 関連語
- 究極可採埋蔵量
ベトナム南部、ホーチミン市の外港であるブンタオの東南東約125kmの南シナ海陸棚(水深50m)に位置するベトナムで最初の油田のことで、南ベトナムから利権を得た米国のモービル社により1975年に発見されたが、南ベトナム政権崩壊により利権も事実上失われ、ソ連(当時)との合弁企業ベトソフペトロによって開発がなされ、1986年に生産が開始された。生産された油は海底パイプラインブンタオ基地へ送られる。
原油性状は比重35°APIで、パラフィン基でワックス分が多く、流動点が高い。究極可採埋蔵量は2億バレルというされるが、累計生産量は、すでに究極可採埋蔵量の数倍に達していると見られる。