アロアブル
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- 許容産油量
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- allowable
1920年代後半から30年代前半に油井の乱掘による弊害に悩まされた末、連邦政府の支援の下で各州ごとに石油資源保護法が制定された米国において、同法によって権限を与えられた各州の委員会(テキサス州ではテキサス鉄道委員会)が1970年代まで行っていた産油規制における許容産油量のことで、油井ごとに決められた最大効率産出レート(MER)に対して、各月ごとに各井の許容産油量を百分比で与えたが、1972年ごろから米国全体として余剰産油能力がなくなり原油生産量は減少に向かい、アロアブルは 100%に張りついてその意味が失われた。