紋枯病(もんがれびょう)

英語

sheath blight,sheath blight disease

関連語

いもち病

カテゴリ

コメ , も

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稲の葉に紋枯病菌が寄生することによって起こる、いもち病に次いで多発する重大な病害で、葉に暗緑色から褐色の病班ができるのが特徴で、高温多雨年や過繁茂となった稲で発生が多く、高温期に登熟を迎える早生品種や短稈・多けつ品種で被害が著しい。

紋枯病葉に罹病した株は水際に近い部位から、次第に上部へ進展していき、登熟が阻害され、稲が倒伏しやすくなるなどの被害が発生し、収量と品質の低下を生じるとともに、白未熟粒の発生を助長することから、外観品質の低下に加えて、食味総合値が低くなる。