SBS制度
- 英語
- Simultaneous Buy and Sell system
- 関連語
- ミニマム・アクセス米
外国の精米業者と輸入資格を持った商社、日本国内卸の三者が連名で、農林水産省総合食料局に対して買い入れ及び売り渡しを申し込むもので、292円/kgを上限とするマークアップ(輸入差益)で入札し、マークアップの大きいものから順に農林水産省総合食料局と契約する輸入米の適正な市場評価を得るための方式のことで、ミニマム・アクセス輸入の一部として、毎年約10万トンがSBS方式により輸入されている。
ミニマムアクセス米は主に加工原料や発展途上国向け輸出に使用されるため、中粒種や長粒種が主体であるが、SBS米は選択の自由があるので、カリフォルニアのこしひかりやあきたこまち等日本人の味覚にあう短粒種が輸入され、ほとんどはブレンドされて販売されている。