合鴨農法
- 英語
- rice-duck farming
水稲作において、除草・害虫駆除等にカモとアヒルの交雑種アイガモを使用した減農薬もしくは無農薬農法のことで、アイガモのヒナを田植えの終わった水田放し、出穂期ごろまで稲と共生させて育てたのち、稲の収穫後に食肉用として処分される。
アイガモを放飼することにより、雑草や害虫を餌として食し排泄物が稲の養分となり、化学肥料、農薬の不使用によるコストの低減および、化学肥料による稲の弱体化を回避出来、病虫害の低減を計れるというメリットがあるが、アイガモの雛の購入代金や捕食されるロスや餌代を考慮すると利益は少なく、アイガモの消費量が少ないために出荷ルートの確保も課題となっている。