政府米
- 英語
- government-controlled rice
- 同意語
- 備蓄米
- 反意語
- 民間流通米
改正食糧法下における備蓄のために政府が生産調整を実施した生産者から買い入れる米、及びミニマム・アクセスによる輸入米のこと。
1942年制定の食糧管理法の下では、米は自家用を除き全て政府が買い上げ、政府が流通を管理していたが、1969年に政府を介さずに流通させる自主流通米を認めたため、これに対して従来からの政府を通して売買される米を政府米とした。1994年の食糧法制定により、政府の作付計画に沿ったこれまでの政府米と自主流通米を併せて計画流通米とし、計画外流通米が公認されましたが、2004年に食糧法が改正されて計画流通米と計画外流通米の区別がなくなり、以後政府米は、現行の「政府が定めた計画に則して出荷された米のうち、政府に売り渡されたもの」及び「輸入米のうち、政府が取得するもの」もののみとなった。